花壇で鎮魂の山を華やかに
   
 

 本格的な街づくり開始は数年後

 今回の御蔵山での花壇作りは、名川RCの提案で実現したもので、名川RCは5か年計画で植樹を継続予定です。開会あいさつで、阿部会長は述べました。「たぶん、1年後も町並みはあまり変わっていないのでは、と思います。復興は5年、10年というスパンになろうかと思います。毎年来ていただいて、変化を感じ取っていただければ、ありがたいです」
  「三五十」の外も、御蔵山周辺もまだ、建物の土台だけが残されたでこぼこの大地に、営業を再開した仮設店舗などが点在する光景が広がっています。山川町の防潮堤(9.7m)の完成が5年後。来年、沿岸地域のかさ上げ工事が始まり、本設の街づくりが始まるのはそれ以降です。全国ロータリアンからの、息の長い支援が求められています。

ロータリーの友 2012年7月号より