国際ロータリー第2670地区 2017-2018年度 ガバナーあいさつ
 

 
クラブの特性を生かそう



                国際ロータリー第2670地区
                      
ガバナー 柳 澤 光 秋
 
 
 国際ロータリー第2670地区は四国四県,それぞれが独自の特長を持つ74クラブで構成されています。日本全国34地区で,4つの県で地区を構成しているのは第2650地区と当地区だけです。
 当地区は19967月に,会員数3,907人と最高数になりました。クラブ数は2005年に75クラブとなりましたが,翌年から現在の74クラブです。以後,会員数の減少が続き2011年には3,000人を割り,増減しながら3,000人前後の会員数が続いています。私は,ロータリアンは「I serve」で「四つのテスト」に基づき,背伸びせず自分のできることを実行することにあると思います。四国四県の各地域に根付いたクラブは,その地域の状況に応じた寄与できうる事業を計画し,それを実行してきており,各クラブそれぞれが誇るべき歴史と長所を維持しております。今後は超少子高齢化社会,地域社会の衰退の厳しい時代状況が予想されます。それを乗り越えるためにも,201718年度の私のテーマを「クラブの特性を生かそう」とします。

● 優先項目 ロータリークラブはロータリー戦略計画で3つの優先項目を目標としています。
 1.クラブのサポートと強化
 さまざまな考え方や経験をもつ会員がいれば,クラブに新鮮なアイデアがもたらされ,地域のニーズを幅広い角度から理解できます。クラブが地元や世界に変化をもたらすには,会員の積極的参加を促し,そのスキルと関心を生かし,会員の声をクラブの未来に反映させていくことが大切です。クラブの会員基盤を広げ,多様な会員を増やし,積極的な参加を促しましょう。女性会員,40歳未満の会員の増加を目標に,会員数50人以下のクラブは少なくとも1人,会員数51人以上のクラブは少なくとも2人の純増の達成をすること。
 2.人道的奉仕の重点化と増加
 地元や海外での奉仕プロジェクトを通じて,クラブは世界的な人道的問題に取り組みます。これには,平和の推進,疾病との闘い,水と衛生,母子の健康,教育の支援,地元経済の発展,環境保護,ポリオ撲滅などが含まれます。ロータリアン,若い世代,ロータリー学友,一般の人びとに,ロータリープログラムや重点分野の活動への参加,およびロータリー財団への寄付を呼びかけ,地元や世界に変化をもたらしましょう。
 3.ロータリー公共イメージと認知度の向上
 公共イメージが良くなれば,クラブと地域社会との関係も良くなり,入会への関心も高まります。地元や世界に変化をもたらすクラブの活動について魅力あるストーリーを伝えることで,地域社会でクラブの公共イメージを良くし,ロータリーへの認知度を高めましょう。

● 目的(綱領)
 イアンH..ライズリー国際ロータリー2017-18年度会長のテーマは「ロータリー:変化をもたらす」です。ポール・ハリスは「ロータリーがしかるべき運命を切り開くには,常に進化し,時には革命的にならなければなりません」と述べている。ロータリーは時代に追いつき,適応し,将来に備えねばならないとするが,親睦・高潔性・多様性・奉仕の中核的価値観はロータリーの基本です。

 ロータリーの目的は,意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し,これを育むことにある。具体的には各項を奨励することにある。

 第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
 第2 職業上の高い倫理基準を保ち,役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し,社会に奉仕する機会と
    してロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。

 第3 ロータリアン一人一人が,個人として,また事業および社会生活において,日々,奉仕の理念を
    実践すること。
 
 第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が,世界的ネットワークを通じて,国際理解,親善,平和を推進
    すること。
 
   《前に戻る》  
 Copyright (C) 2016 Anan Rotary Clud. All Rights Reservd.