入りて学び 出でて奉仕せよ 我がロータリークラブの基本姿勢は「入りて学び 出でて奉仕せよ」の理解と実践を掲げさせていただきました。「入りて学び」とは、ロータリーの会合に参加することは、ロータリアンとしての心を磨くという目的意識を持って学ぶことであり、RI会長のテーマやガバナーの方針も含めて、大いに学び合い人格を高め合おうということであります。また、大きく変革し続ける国際ロータリーを学び、理解を深めることはロータリー活動を有意義にすることにほかなりません。 また「出でて奉仕せよ」とは、地域社会に戻れば、個人において、職業において、奉仕の心を実践に移そうという呼びかけであります。奉仕させていただく心の喜びを感じるロータリー・ライフを実践してまいりましょう。 ロータリー・クラブという出会いの場に触れて ロータリーつながりの中で多くの友人と知り合い ロータリーつながりの中でお互い自己を磨き ロータリーつながりの中で奉仕をする喜びを知り そのつながりの中でフエローシップとサービスを学ぶ。 仲間を大切に思う心と、世のため人のために尽くす心は 開かれた家庭、開かれた職場を生み出します。私はロータリークラブに入ってこのことを学び、かつ感じ取ってきました。 このようなことをどのクラブでも教えてくれ、注意をしてくれる先輩ロータリアンが何人かいました。そのお陰でクラブは成り立っていたといっても過言ではない。「入りて学び、出でて奉仕せよ」この言葉を死語の言葉にしてはいけない。 ロータリーは例会出席から始まる。例会なくしてロータリーは存在しない。 ロータリーの本質は親睦の中から自己を研鑽し、奉仕の心を高めることにある。これは例会に出席しなければできない。毎週の例会に出席することで、気兼ねのない話し合い、笑いのある楽しい雰囲気の中で醸し出された会員同志の親睦のエネルギーが自己研鑽と「人の身になって考え、人の役に立つ行い」という奉仕の心を生み出し、高めていくことができる。つまり、例会の中で親しみ、磨き合い、学び合う中でロータリーがよく言う「寛容と調和」の心を身につけていく。「入りて学び、出でて奉仕せよ」であります。 ロータリークラブの例会を通じて、親睦を出発点とし、奉仕の心を植えつけ、一人一人が各方面に実践することが大切なのです。 ―入りて学び、出でて奉仕せよ― Enter to Learn, Go Forth to Serve ロータリー運動の実体を、見事に表した言葉として、「入りて学び、出でて奉仕せよ」“Enter to learn, Go forth to serve"という言葉がありますが、これは 1947−1948 年、ケンドリック・ガーンジーRI会長のRIテーマです。すなわち「例会場に入ったらロータリーを学びましょう、そして例会場を出たら奉仕をしましょう」といわれる所以です。 ロータリーは「親睦」と「奉仕」の実践を目的として活動しています。 ※この親睦とは、は「連帯感」とか「協調」の事である。 ロータリーの「親睦」とは、会員同士が「ロータリー精神」と友情で結ばれ、お互いが学びあい、育ちあって自己研鑽に励む、という意味合いがあります。その自己研鑽した自分を人のために役立てることです。この「親睦」と「奉仕」のくり返しがロータリーライフです。 【親睦のための活動】 ・例 会・・・ 親睦活動の中心は、毎回開かれる例会です。 ・親睦会・・・ 年に数回、親睦会を開催しています。 ・委員会活動・ 一つ以上の委員会に所属し、積極的に活動することを期待されています。 ・同好会・・・ ゴルフ同好会など、独自の活動をしています。 【奉仕のための活動】 「他人への思いやり」と「助け合い」の2つの言葉を行動で示すという心がけを常に持ち続けることを提唱しています。 1 クラブ奉仕・・クラブの質を向上させるための行動 2 職業奉仕・・・職業倫理を高める内なる奉仕(自己研鑽)と自己の職業を通して他者(お客様、従業員、協力会社)へ奉仕する外への奉仕 3 社会奉仕・・・地元の地域社会への奉仕活動 4 国際奉仕・・・他国の人々を助けることを目的とした奉仕活動 5 新世代奉仕・・次世代を担う若人たちをいろいろな面で応援・育成する活動 ・インターアクトクラブ(12歳~18歳)を提唱 ________________________________________ ロータリーの目的 〔 Object of Rotary 〕 ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。 第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること 第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること 第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会を通じて、国際理解、親善、平和を推進すること 4つのテスト 4つのテストは、目的の中の職業奉仕の部門を推薦する方法の一つとして推奨されています。4つのテストはロータリーの規則ではありませんが、会員自らが自分の言行に照らして、目的に忠実であるかを反省する標語です。 言行はこれらに照らしてから Of the things we think,say or do 1 真実か どうか Is it the TRUTH ? 2 みんなに公平か Is it FAIR to all concerned ? 3 好意と友情を深めるか Will it build GOOD WILL and BETTER FRIENDSHIP ? 4 みんなのためになるか どうか Will it be BENEFICIAL to all concerned ? |