口ータリーの公共イメージを向上させるには市民に毎日見てもらい、かつ利用価値のあるものがよいとの観点から、高崎口−タリークラブ(RC)と高崎南RC、高崎北RC、高崎東RC、高崎シンフォニーRC、高崎セントラルRCの6クラブで時計塔の設置を決定。上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)が太陽を頂き未来を明るく照らす、夢と希望の象徴というコンセプトのもと、「上毛三山と太陽の時計塔」と名づけることにしました。
より多くの市民に見てもらえるよう、設置場所はJR高崎駅を念頭に置きました。ここなら市民はもとより、市外からの来訪者、駅構内のショッピングモール利用者など多くの人が目にすることになります。計画実現のため、高崎市とJRに設置の検討を依頼。多くのロータリアンが働きかけた結果、承認を得ることができ、6クラブの協同事業実現の運びとなりました。
実物大のサンプルを造り、現地の環境と調和するよう数回にわたり設置点検。市長や口−タリーの関係者が安全性などを確認し、意見交換して制作に反映させました。制作期間は2年を要しましたが、これは太陽(12メートルの球体)の中に、三台の時計をすき間なく埋め込むことが困難で、さらに市の要請で、安全確保のため耐風圧を通常の2倍に強化しなければならなかったからです。多くの口−タリアンが一致団結しなければ成し得なかった事業です。3月18日の除幕式の様子は多くのメディアに取り上げられました。また「時計が三方から見えるので便利」
「すてきな時計塔」といった声か聞かれ、広く市民の話題となりました。市民から愛きれ続ける時計塔になってほしいと願っています。 (高崎東RC 柿木忠澄・記)
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