5月14日の例会終了後、みんなで松戸市にある「矢切の渡し」のベンチ修復、ニス塗り作業を行った。
東京からみると、「失切の渡し」は千葉県の入り口にあたり、いわば玄関ともいえる場所である。その景観を大切にし、往来の人たちに休んでいただけるよう、クラブでは2009年5月、「失切の渡し」にべンチを寄贈。塗装から組み立て、設置までみんなで協力して成し遂げた事業であった。それから5年が経過し、ベンチは汚れ、ニスは剥がれ、色あせてしまった。そこで、当時のクラブの考えを踏襲し、引き続きベンチを使っていただけるよう修復した。
かつてのように、寄贈はできなくても、会員の手により修復や補修を行い、考えを引き継ぐことはできる。当時を知らない会員も、修復に参加することで、奉仕を継続させていくことができる。今後も、奉仕が終わることのないよう、継続を目指していきたいと、クラブでは考えている。
(山本衛・記) |